診療科・部門紹介

栄養管理部

 栄養管理部は,『栄養管理は治療の基本,食事は治療の一環』を念頭に,チーム医療の一員として栄養食事療法に携わっています。 家庭の台所と全く同じというようには行きませんが,患者さんと近い場所にいる栄養管理部でありたい,必要な時に適切な食事や栄養を安全に提供していきたいという願いを込めて日々業務にあたっております。

栄養管理部スタッフについて

 管理栄養士・・・3名 他,委託職員(管理栄養士,栄養士,調理師,調理員)

栄養部門の位置付け

 医療技術部門 栄養管理部

食事の配膳時間について(疾患による制限のある方は,この限りではありません)

 朝食7時40分,昼食12時,夕食18時,おやつ10時と15時,夜食(産科のみ) ミルクは1日1回13時30分に配乳をしております。 調理室はHACCPの概念を取り入れたオール電化厨房です。また,温かい料理,冷たい料理を適温で召し上がれるよう温冷配膳車を使用しています。

食事の種類について


産科祝い膳
(出産後に提供する食事)

 月齢や年齢を基準に「一般食」と疾患別に「特別食」を約90食種用意しております。 (エネルギー制限食,たんぱく制限食,塩分制限食,脂質制限食,低残渣食,潰瘍食など) アレルギーや宗教上などにより制限している食品等がある場合には,家庭での状況を伺い,個別対応をしております。
 米飯,軟飯,全粥,パン,麺類(各温冷うどん,そば,そうめん),おにぎりから主食選択ができます。一口大や極小きざみ,ペーストなど形態別の対応や食欲不振の患者さんについては病棟訪問を行っております。

栄養相談について

 入院中または外来の患者さんで医師より栄養相談が必要と判断された方,または患者さんがご希望された際に,個別に栄養相談を実施しております。受ける場合に担当医師からの予約が必要になります。相談をご希望される方はお気軽に声をかけて下さい。
 主な栄養相談としては,歯科口腔外科術後食についての栄養相談や肥満症,炎症性腸疾患,妊娠高血圧症候群,腎疾患などに対し行っています。

行事食について

 当院の行事食は,入院生活に変化を持たせ,季節を感じて頂きたいという思いから,また,食育の一環として提供しております。 お正月,節分,ひなまつり,こどもの日,七夕,お月見,ハロウィン,クリスマス,年越し,校外学習のお弁当(年2回) 行事食提供時には,ボランティアさんの心のこもった手作りカードも添えています。

災害時の対応

 非常食として3日分の食料と水を備蓄しています。

ミルクが出来るまでをご紹介します

 当院では調理室内に調乳室を設け,HEPAフィルターにてクリーン度を保った一室となっており,衛生面に細心の注意を払い,安全なミルクの提供を心掛けています。

1.粉ミルクを計量する

 調乳水を注ぎ入れ,よくかき混ぜる ↓ ロート,シリンジを使って,哺乳瓶に分注し,キャップをする この一連の流れをアレルギー用のミルクから順に,ミルク種,濃度違いのミルクを1種類ずつ作っていき,冷蔵庫やブラストチラーでしばし保管する。

2.各種ミルクがそろったら,更に透明なキャップをする

 滅菌するため,オートクレーブにかける 工程:オートクレーブ庫内15分要し温度上昇
  →滅菌80℃15秒
  →冷却15分

3.滅菌箱に各病棟毎に分けていき,2人1組で読み合わせをし,ダブルチェックをした上で,病棟に配乳に行く

 滅菌したミルクを作るには約1時間半かかります。 こども病院では1日1回13:30に各病棟にミルクを届けています。 また,オートクレーブ(ミルクや器具類などを滅菌する機械)は調乳に使う寸胴鍋やボール,泡立て器などの調理器具や飲み終わって病棟より回収してきた哺乳瓶を洗浄後,乾燥・滅菌させたりする時にも使うため(オートクレーブ庫内20分要し温度上昇→滅菌126℃15分→冷却40~45分の工程が必要),定時の配乳時間以外で追加のミルクがあった場合には,オートクレーブの使用状況を見ながら滅菌をかけていくこととなります。 入院患者数によってミルクの食数も多少変動しますが,1回の配乳で(空瓶も含め)哺乳瓶約170本前後を配乳時に届けています。

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