診療科・部門紹介

看護部の教育活動

 多様化する社会のニーズに応え,宮城県立こども病院に求められている小児・母性の高度専門医療と療育の提供のために,看護部では毎年,教育体制を充実させていきます。 専門職としての自覚を持ち,人間的成長を自ら目指していく自律した看護職員の育成を教育目的としています。

教育目的

 宮城県立こども病院および看護部の理念に基づき,安全で質の高いあたたかい看護が実践できる自律した看護職員を育成する。

教育の特徴

教育体系

新人研修
研修名 テーマ
入職時研修 放射線設備と防護 末梢点滴ルート固定・シーネ固定
職業倫理 安全対策・インシデント
接遇 輸液ポンプ・シリンジポンプ
薬剤管理 輸液セットの取り扱い・バイアクセス
感染とは,標準予防策 注射器の取り扱い・アンプルカット
小児看護 総論 医療ガス・中央配管・コンセント取り扱い
母性看護 総論 バイタル測定・体温管理・身体計測
医療機器の取り扱い・生体監視モニター 転倒・転落予防 ベッドの取扱い
看護記録・看護支援システムについて こども憲章 チャイルドビジョン
検体の取り扱いと留意点 褥瘡ケアに必要な知識「スキンケア」
栄養管理
集合研修 感染対策①標準予防策・職業感染予防 KYTをやってみよう
心電図モニター 12誘導装着 感染対策②感染経路別予防策
電子カルテの看護記録の注意点 褥瘡ケアに必要な知識
人工呼吸器の基礎 輸血の取り扱いと施行時の看護
看護技術チェックの振り返り・キャリアアップ
2015年度 看護部教育計画
対象 研修会名 目的(ねらい,強化したい部分)
新採用職員 新採用職員オリエンテーションおよび入職時研修 病院や看護部の理念・概要を理解して,組織人としての心構えを養う。
配属部署にスムーズに適応できるように,基本的な知識・技術を学ぶ。
新人
(レベル0)
救急蘇生(基礎編)(※応用編は各部署で実施) 一時救命処置の基本知識を学び,基本的な技術(気道確保,胸骨圧迫,バッグandマスク換気法)を習得する。
入職後1ヶ月の振り返り 新人職員同士で,現場での悩みや課題を共有し,情報交換を通してリフレッシュする。
入職後6ヶ月研修 入職後6ヶ月の現状を振り返り,チームメンバーとしての役割をどのように認識できているか確認し,今後の各人の課題を見出す。
多重課題への対応 同一時間に発生したケアに対して,優先順位を付け対応する方法を学ぶ。
基礎看護技術 配属部署の必要な基礎看護技術を,計画的に習得する。
基礎看護技術
(集合研修)
新卒者に必要な基礎看護技術のうち,各部署に共通な基礎看護技術について計画的に習得する。
レベルⅠ リーダー研修 Ⅰ
(業務研修は各部署で実施)
リーダーシップを理解し,業務リーダーをするための心構えと必要な知識を習得する。
レベル
Ⅰ~Ⅱ
プリセプター研修
(第1回目)
プリセプターの役割と新人看護職員の特徴について理解する。
プリセプター研修
(第2回目)
事例を通して新人看護職員への助言の仕方,成長を支援する方法を検討し,担当プリセプティ-への精神的支援に応用する力を養う。
プリセプター研修
(第3回目)
プリセプターとしての経験を通じて自分の成長や今後の課題を検討し,プリセプター活動のまとめとする。
レベルⅠ 認定・専門看護師等企画研修会 認定・専門看護師等の専門的知識・技術を伝達する研修を企画し,当院における看護の質向上につなげる。
(人工呼吸器の基礎・心電図研修・褥瘡・エンゼルケア)
レベルⅡ~Ⅲ 多重課題への対応 新人職員の実践能力を把握し,部署に合った 多重課題研修を企画・運営する。
リーダー研修Ⅱ コミュニケーション        リーダーに必要なコミュニケーションスキルを学ぶ
臨地実習指導者研修会 実習指導者としての役割を理解し,最近の学生の特徴をとらえた効果的な実習指導ができるための知識を養う。
認定・専門看護師等企画研修会 認定・専門看護師等の専門的知識・技術を伝達する研修を企画し,当院における看護の質向上につなげる。(授乳ケア・呼吸管理・新生児看護・褥瘡ケア
レベルⅢ ①PDCA講義
②実践報告会
中堅職員がマネジメントを理解し,部署の目標達成のため,活発な職場風土を醸成する役割を主体的に担うことができる。
ナラティブ研修 自己の看護実践を文章化し,そのときの行動や思考過程を振り返り,看護職者としての成長を記録する。
レベルⅡ~Ⅲ
全職員
ナラティブ発表会 ナラティブ体験を共有し,看護の質向上および自らの看護観につなげる。
看護研究講習会 研究課題を明確にしていく過程で考慮すべき事柄について学び,看護研究の取組みに役立てる。
全職員 地域連携講座
緩和ケア研修会
医療情勢を鑑み,地域で展開される看護活動を包含した講演会を企画する。
①こどもとのコミュニケーションを考える~日常診療から意志決定支援まで
②小児緩和ケアチームのお仕事~当院における経験と今後の展望
こどもの権利 チャイルドビジョン こどもの権利擁護について考えることができる。
チャイルドビジョンを通して,こどもの視点を体験する。
退院支援の役割と連携 当院における退院支援の実際を知り自己の役割を考えることができる。
危険薬の取り扱い 危険薬の取り扱いを学ぶ。
PNS(パートナーシップ・ナーシングシステム)について PNSについて理解を深める。
こどもの心の準備を支援する プリパレーションについて理解を深める。
小児の発達をうながすコミュニケーション 看護管理者に必要なケアカウンセリング手法を学ぶ。
論文の書き方 論文の書き方を学ぶ。
看護研究発表会 各部署で実践されている看護について科学的根拠に基づき検証を行い,情報の共有化を図り,専門性の高い看護につなげる。
看護部長講演 看護部方針,目標を明示する。
学会・研修会受講報告会
(前期・後期)
全国レベルの学会などで得た知見を共有する。
看護助手 看護助手研修 病院や看護部の理念・概要を理解する。
安全な業務を遂行するための基本的な知識・技術を学ぶ。
管理者 看護管理者研修①「看護必要度」 看護必要度の理解を深める。
看護管理者研修②「コンピテンシー」 コンピテンシーの理解を深める。
実践報告会・看護管理者研修 ファーストレベル・セカンドレベル受講者報告
今年度の部署における活動内容を報告し共有する。看護管理者に必要な医療情勢やマネジメント手法を学ぶ。

  • 救急蘇生研修

  • 看護技術演習

 新卒採用職員には,社会人基礎力の向上,臨床実践力の習得するため入職時研修や集合研修,実際的な対応や技術を習得するための分散教育を多数実施しています。

目標管理

●目標管理の進め方

キャリア開発システム

 宮城県立こども病院キャリア開発システムの目標のレベル到達のためにレベル別研修や全体研修会,外部講師による研修会を開催しています。


  • レベル認定証授与式

  • グループワーク

看護研究

 看護研究に関する講義や計画書の書き方,論文のまとめ方など外部講師の支援を受け,院内発表会や院外の関連学会等での発表や論文の投稿をしています。

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