病院からのお知らせ

2016年01月12日

遺伝(出生前診断)外来のご案内

・遺伝(出生前診断)外来のご案内
・母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査

  当院産科では、「遺伝外来」を行っています。

「遺伝外来」では、遺伝学や遺伝医療にくわしい専門医(臨床遺伝専門医)が、妊産婦の方あるいはご家族のどなたかの遺伝に関するいろいろなご相談に応じています。

 「遺伝外来」は、毎週木曜日の午後に開設しています。かかりつけの病院、診療所からの紹介が原則で、完全予約制となります。受診を希望されるときは、かかりつけの病院等から紹介状をいただいた上で、予約を入れてください。  
 「
遺伝外来」の内容は、遺伝カウンセリング一般のほか、出生前診断(羊水検査、絨毛検査を含む。)や「妊娠と薬」、「妊娠とウイルス感染」、「妊娠と放射線」に関する相談及び妊娠前相談となります。

 具体的には、

・遺伝子検査や出生前診断を医師から勧められた。

・妊婦健診で赤ちゃんのなんらかの問題を指摘された。

・病気をもった子どもがいるが、次の妊娠出産はだいじょうぶか心配

・親族に遺伝する病気があるといわれた。

・妊娠中に服用した薬が心配

・妊娠中に風疹(あるいは水痘,麻疹など)にかかってしまった。

・妊娠に気がつかないでレントゲンを撮ってしまった。

といった相談になります。
  

 担当は、室月淳(部長、臨床遺伝専門医)、宮下進(部長、臨床遺伝専門医)、小澤克典(医師、臨床遺伝専門医)、室本仁(医師)です。
 



 日本医学会より、「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」に関する「臨床研究施設」に認定されたのに伴い、4月より本検査を開始いたしました。

http://jams.med.or.jp/rinshobukai_ghs/facilities.html

 遺伝カウンセリングと検査の予約は、直接ご本人からの申し込みではなく、かかりつけの産婦人科の先生をとおしてのみ受け付けております。

 ご注意いただきたいのは、希望すれば誰でも受けられる検査ではないことです。高齢妊娠(目安として35歳以上)とか、前のお子さんに染色体の病気がある場合、あるいは超音波検査で心配な所見を認めた方でこれまでならば羊水検査を受けていた方が、羊水検査の代替として選択して受けることが基本です。すなわち羊水検査のリスクとしての流産(頻度0.3~0.4%)を回避できるという利点をもつ検査となります。

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