診療科・部門紹介

神経科

外来週間担当表

 神経科の仕事を一言で言うなら発達をみること,そして発達にかかわるさまざまな問題を解決することです。具体的には,重症心身障害から軽度発達障害までの発達障害全般に対する医療および療育,発作性疾患・神経感染症などの急性および慢性疾患の治療,希少難病の診断・治療が大きな3本柱になっています。神経科常勤医師7人と医師(フェロー)1人の8人体制で診療を行っています。

 地域の医療機関の皆様のご協力のおかげで順調に患者数は増加し,入院ベッドの確保が難しいような時もあります。拓桃医療療育センターとの合併により,神経科単独の患者さんの他にリハビリテーション科や関連各科での包括的な医療を求めて来院する患者さんが多いのも特徴です。患者さんを紹介してくださる場合,特に軽度発達障害の患者さんの場合,神経科,発達支援科,児童精神科のどこに紹介すればよいのか迷う場合もあるとお聞きします。明確な仕切りはございませんので,まずいずれかの科に紹介していただき,病状に応じ院内で調整させていただきます。

 検査としては,脳波,脳誘発電位をはじめとする神経生理検査,MRI,CT,SPECTなどの脳画像検査,筋生検・末梢神経生検などの病理検査,知能検査などの神経心理検査が可能です。PT,OT,ST,臨床心理士がおり,急性期・慢性期のリハビリに対応可能です。

(1)外来,在宅医療

 外来患者さんの内訳は,自閉症・ADHD・脳性麻痺などの発達障害,てんかん・チックなどの発作性疾患,急性脳炎・脳症・髄膜炎などの神経感染症,染色体異常症,奇形症候群,神経皮膚症候群,頭痛・もやもや病などの脳血管疾患,筋ジストロフィー症をはじめとする神経筋疾患,原因不明の希少難病など多岐にわたっており疾患の種類が多いのも神経科の特徴です。患者数では,けいれんや発達障害を主訴とする患者さんが多いですが重症心身障害児も増加しています。在宅医療に関しては,在宅人工呼吸管理をはじめとした重症患児のフォローを中心に行っています。神経疾患にはけいれん重積,急性脳炎・脳症などの救急疾患が多く,今後の救急疾患の受け入れ態勢の整備も病院全体の課題になっています。拓桃医療療育センターとの合併により,亜急性期から慢性期の中途障害の方のリハビリに対応しています。

(2)入院

 入院数は年々増加し,重症度も増しています。特に重症心身障害児の入院が増加し,繰り返し入院する患者さんが増えています。また小児外科,脳神経外科,泌尿器科,発達支援科,リハビリテーション科や保育・リハ部門の存在もあり,地域における障害児医療の中核的存在になりつつあります。今後も増加すると思われる長期入院児,人工呼吸管理児への対応も課題となっています。拓桃園への親子入所により,発達遅滞,脳性麻痺,摂食障害への集中リハビリを親子でのかかわりを通した形で実施しております。

対象疾患

  • 脳性麻痺
  • てんかん
  • 頭痛
  • チック
  • 急性脳炎・脳症
  • 髄膜炎
  • 末梢神経障害(ギランバレー症候群・慢性炎症性多発神経根炎・シャルコーマリートゥース病)
  • 脳変性疾患
  • 発達障害(自閉症,ADHD,重症心身障害児)
  • 中途障害(頭部外傷・急性脳炎・脳症の後遺症)
  • 摂食障害

ドクター紹介

萩野谷 和裕 はぎのや かずひろ
職名副院長(療育担当)
資格等日本小児科学会専門医
日本小児神経学会専門医
日本てんかん学会てんかん専門医
所属学会・役職日本小児神経学会
(理事;共同研究支援委員会・教育員会・ガイドライン委員会)
日本てんかん学会(評議員・定款改定委員会)
小児神経筋懇話会(世話人)
乳児けいれん研究会(世話人)
日本小児神経学会東北地方会(代表)
東北小児神経研究会四季会(代表)
日本てんかん学会東北地方会(幹事)
小児神経症例検討会(蔵王セミナー)(監事)
宮城県てんかん協会(監事)
American Academy of Neurology
Asian Oceanian Congress of Child Neurology
冨樫 紀子 とがし のりこ
職名科長
資格等日本小児科学会専門医
乾 健彦 いぬい たけひこ
職名医長
資格等小児科専門医
小児神経専門医
遠藤 若葉 えんどう わかば
職名医長
資格等小児科専門医
安西 真衣 あんざい まい
職名医師
資格等小児科専門医
大久保 幸宗 おおくぼ ゆきむね
職名医師
鈴木 智 すずき さと
職名医師(フェロー)
山村 菜絵子 やまむら さえこ
職名医師(フェロー)
宮林 拓矢 みやばやし たくや
職名医師(フェロー)
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