当院について

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メッセージ

地域の医療機関と連携し総合的に長期に渡って支援していくことが本院の大事な使命であると考えております。

 宮城県立こども病院は,東北唯一の小児周産期・高度専門医療施設として,2003年11月に88床を有する「公設民営」型病院として開院し,2004年4月には124床に増床,2005年4月に160床でフルオープンとなりました。

 2006年4月には,医療需要の変化や医療制度に関する諸課題に的確に対応し,自立的かつ弾力的に業務運営を行うとともに,適切な外部評価とその見直しを実施するため,本院は地方独立行政法人に移行いたしました。

 2010年度に宮城県立の肢体不自由児施設(現行の医療型障害児入所施設)である拓桃医療療育センターとの総合整備事業が決定され,2013年11月には,当院敷地に新病院棟(拓桃館)と支援学校の建設工事が開始されました。工事は,2015年7月に竣工し,本院既存棟(本館)と拓桃館及び支援学校が渡り廊下で繋がり,一つの施設として一体化いたしました。

 2016年3月,当院に,本県の小児リハビリテーション施設の中核である拓桃医療療育センター機能を引き継いだ「宮城県立拓桃園」が開所し,54床の療育型病棟,そして4月からは27床の医療型病棟がオープンしました。これにより,当院は小児・周産期の急性期から慢性期,リハビリテーション,在宅医療までを一貫して担う医療・福祉施設として新たにスタートいたしました。

 こどもたちとご家族の皆さまが最良の環境の中で,十分な説明によって情報を共有し安心して医療・療育を受けることができますように,すべての病院スタッフが一つになって努力して参ります。

 こどもは私たちの大切な宝物です。「こどもたちとご家族のために私たちは何ができるのか」という視点を常に忘れることなく,そして,治療を受けるすべてのこどもたちが,微笑み,瞳を輝かせ,元気に成長していくことができますように,今後も地域の医療機関・福祉施設と連携し,長期にわたって支援していくという本院の使命をしっかりと果たして参る所存でございます。

今泉院長題名

今泉院長003

 新年度の開始にあたり宮城県立こども病院院長としてご挨拶申し上げます。私は本年4月に林富前院長の後任として病院長を拝命致しました今泉益栄と申します。当院は広く県内外の医療機関と連携して、病気のこどもたちとその家族を支援する小児病院の責任を真摯に受けとめ、その使命を果たす所存です。

 宮城県立こども病院は東北唯一の小児周産期・高度専門医療施設として、2003年11月に開院し、翌々年の2005年4月にフルオープンしました(病床数160)。その後、医療需要の変化や医療制度上の諸課題に対応し自立的かつ弾力的な業務運営を行うために、2006年4月に地方独立行政法人に移行しました。この様な経過を経て、当院は急性期診療を中心に質の高い安全な小児医療を提供し、院内の療養環境を整え、病院ボランテイア活動を活発化し、小児医療の教育研修を充実し、東北大学大学院医学系研究科連携大学院設置を通して成育医療の人材育成と臨床研究を推進するなど多くの課題に力を注いで参りました。

 最近の医学・医療の進歩には目を見張るものがあります。特に小児医療においては難治性疾患の病因解明と診断・治療レベルの向上により難病の治療成績が大きく改善しました。また、予防接種の普及により感染症が減少して小児の疾病構造が大きく変化しています。結果として、疾病の急性期を乗り越えた後も日常的に医療支援を必要とするこどもたちが増え、在宅医療の充実と長期フォローアップ体制の整備が求められています。

 この様な医療情勢の変化の中、当院は2016年3月に改築移転した宮城県立拓桃医療療育センターと統合し一つの施設になりました。これにより、当院は小児・周産期の急性期から慢性期、リハビリテーション、在宅医療までを一貫して担う医療・福祉施設(内科系10科、外科系10科、総合系7科の合計27診療科、病床数241)として新たなスタートを切りました。正に小児医療の社会的変化に応える環境が整ったと云えます。2016年度は延べ外来患者が7万人を超え、新入院患者が5千人を超え(延べ入院患者数が約6万5千人)ました。連携医療施設から多くの患者さんをご紹介いただきましたことに感謝申し上げます。

 少子化の社会変化の影響下にあって、小児医療施設は未来を担うこどもたちを支援する役割が益々求められています。この様な激動の時代であればこそ、当院は自らの立ち位置を見定め、患者・家族と連携医療施設のために当院が果たすべき役割と使命を再確認し、病院職員のチームワークと柔軟な発想で課題解決に取り組む所存です。どうぞ、宮城県立こども病院に対する皆様の温かいご支援とご理解を心からお願い申し上げます。

 

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