当院について

  • HOME
  • 当院について
  • >

メッセージ

今泉院長題名

 新年度の開始にあたり宮城県立こども病院理事長・院長としてご挨拶申し上げます。私は昨年4月に院長を拝命し、本年4月に理事長を拝命致しました。当院は広く県内外の医療機関と連携して、病気のこどもたちとその家族を支援する小児病院の責任を真摯に受けとめ、その使命を果たす所存です。

 宮城県立こども病院は東北唯一の小児周産期・高度専門医療施設として、2003年11月に開院し、翌々年の2005年4月にフルオープンしました(病床数160)。その後、医療需要の変化や医療制度上の諸課題に対応し自立的かつ弾力的な業務運営を行うために、2006年4月に地方独立行政法人に移行しました。この様な経過を経て、当院は急性期診療を中心に質の高い安全な小児医療を提供し、院内の療養環境を整え、病院ボランテイア活動を活発化し、小児医療の教育研修を充実し、東北大学大学院医学系研究科連携大学院設置を通して成育医療の人材育成と臨床研究を推進するなど多くの課題に力を注いで参りました。

 最近の医学・医療の進歩には目を見張るものがあります。特に小児医療においては難治性疾患の病因解明と診断・治療レベルの向上により難病の治療成績が大きく改善しました。また、予防接種の普及により感染症が減少して小児の疾病構造が大きく変化しています。結果として、疾病の急性期を乗り越えた後も日常的に医療支援を必要とするこどもたちが増え、在宅医療の充実と長期フォローアップ体制の整備が求められています。

 この様な医療情勢の変化の中、当院は2016年3月に改築移転した宮城県立拓桃医療療育センターと統合し一つの施設になりました。これにより、当院は小児・周産期の急性期から慢性期、リハビリテーション、在宅医療までを一貫して担う医療・福祉施設(内科系10科、外科系10科、総合系7科の合計27診療科、病床数241)として新たなスタートを切りました。正に小児医療の社会的変化に応える環境が整ったと云えます。2016年度は延べ外来患者が7万人を超え、新入院患者が5千人を超え(延べ入院患者数が約6万5千人)ました。連携医療施設から多くの患者さんをご紹介いただきましたことに感謝申し上げます。

 少子化の社会変化の影響下にあって、小児医療施設は未来を担うこどもたちを支援する役割が益々求められています。この様な激動の時代であればこそ、当院は自らの立ち位置を見定め、患者・家族と連携医療施設のために当院が果たすべき役割と使命を再確認し、病院職員のチームワークと柔軟な発想で課題解決に取り組む所存です。どうぞ、宮城県立こども病院に対する皆様の温かいご支援とご理解を心からお願い申し上げます。

 

PAGE UP