先天的または後天的に何らかの障害や発達の遅れがあるお子さんと、ご家族(父母等の保護者)がご自宅でお子さんに合った育児ができるようになることを目的としています。そのために数組の親子を同時期の入所とし、対象に短期間、各専門スタッフからリハビリの方法や関わり方、在宅における工夫点などを一緒に学ぶ場としています。
対象 | 乳幼児(1から6歳) |
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入所期間と定員 | 1クール2カ月間で親子5組まで対象 |
- 生活
- 保育
生活
体調管理を行いながら、生活習慣を整えていきます。
寝ること・食べること・遊ぶこと・うんちやおしっこはとても大切です。
夜寝ることは体を休ませるだけでなく、成長過程にあるお子さまにとって体をつくり、脳を発達させる大切な役割を持っています。食事は体の発育や脳の活動を促すことにつながります。また、入所することによりご家族以外の人と関わったり、いろいろな物などふれあったりすることで経験を積み興味関心が広がり社会性を育みます。入所による環境の変化で生活習慣が乱れる原因になることもありますので、これまでの生活習慣も伺いながらご家族と一緒に考えていきます。
保育
こどもたちにとって、遊びは生活そのもの!!
発達初期の乳幼児期にはご家族の働きかけがとても重要です。こどもと情緒的に安定した関係を作りながら、発達に合わせたより良い刺激を与え、発達を促していくために育児の中でどのように関わっていけばよいのかをアドバイスします。こどもの反応を観察して関心のある玩具やどんなものに興味を持っているのかを見つけるとともに、望ましい姿勢や運動を促すことにつながる遊びを展開させるように支援します。
個別保育
週3から4回行います。
個々の発達段階・状況に合わせた活動をとおして、毎回楽しい時間を過ごしながら発達を促すような働きかけをします。(手遊びや触れ合いあそび・トランポリン・タオルブランコ・玩具・シャボン玉・制作など)
育児の悩みや不安、家庭の悩みなど保育の中でご家族の思いを聞きながら、前向きに子育てしていけるよう一緒に考えていきます。
合同保育
基本的に2週に1回のペースで実施し、入所中に4回の合同保育に参加します。
こどもたちがお互いの存在に気付き、お友達と一緒に楽しい時間を過ごすとともに、ご家族同士の交流の場を作ることを目的に実施しています。
(活動内容:バルーン・スヌーズレン・ボールプール・親子で体を動かすあそび など)
集団保育参加
こどもの状況に合わせて、契約入所児の集団保育に参加することもあります。保育者や友達と楽しく過ごす中で、経験の広がりや社会性の発達を促しながら、退所後の療育環境を考えていきます。
パパ・ママティータイム
基本的に2週に1回のペースで親子入所中に4回実施しています。 有意義な入所生活を送り、退所後の子育ても前向きに取り組めるよう付き添い保護者が集まり、ペアレントトレーニングを基本にグループワークを行っています。