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当院の外科は、「小児外科」として赤ちゃんから思春期のお子さまを対象に、専門医が責任をもって診療にあたっており、年間約300件の手術をはじめとして、質の高い医療を提供しています。先天性疾患や長期の療養が必要な小児外科疾患、重症心身障がいの患者さんに対しても、適切な移行期医療を念頭に、他の診療科や医療機関と連携しながら診療を行っています。

手術と聞くと「こわい」「痛い」といったイメージを抱かれるかもしれません。だからこそ、私たちはお子さまやご家族に常にやさしく、安心していただけるよう心がけています。

当科では、内視鏡(腹腔鏡・胸腔鏡)を用いた手術を比較的多く行っています。またおへそのしわに沿って切開することで、傷を目立たなくする工夫も行っています。これらの術式を採用することで、できるだけ痛みを少なくし、回復を早め、手術の傷跡が目立たないよう配慮しており、お子さまの心身への負担を最小限にする小児外科診療を目指しています。

私たちの目標は、安全かつ確実な手術と、適切な術前・術後の治療を通じて、お子さまの身体機能の再建と温存に尽力し、将来の健やかな成長に貢献することです。医師・看護師をはじめとするスタッフ全員が、一人ひとりのお子さまとご家族に寄り添い、みなさまの不安を少しでも軽くできるよう努めています。

また、当科は日本小児外科学会専門医制度における認定施設であり、小児外科指導医が在籍しています。これは、「小児外科の専門診療が行われており、一定以上の診療が行える設備を備え、しかも小児外科の進歩・発展に熱心に活動している病院」として認められた証であり、未来の小児外科医の育成にも力を入れています。

専門医制度と連携したデータベース事業について
患者さん向け資料(PDF308KB)

認定施設

  • 日本小児外科学会認定施設

主な関連学会

  • そけいヘルニア/陰嚢水腫
  • 臍ヘルニア
  • 急性虫垂炎
  • 腸重積症
  • 肥厚性幽門狭窄症
  • 胃食道逆流症
  • 頚部瘻孔/嚢胞
  • 良性腫瘍
  • 固形腫瘍
  • 小腸・大腸・肛門の疾患
  • 肝胆道疾患
  • 門脈圧亢進症
  • 肺・縦隔・食道疾患
  • 胸壁・腹壁・横隔膜の異常

よくある質問とその答え

かぜ症状が出現した時、麻酔や手術困難となる症状はどの程度ですか?

発熱がある場合には基本的には手術は延期になります。軽度の鼻水のみであれば、麻酔科医師の診察を受けて判断されることになりますが、咳嗽を伴う、酷い鼻水が出ている場合には延期になることが多いです。

入院につきそうことができますか?

外科病棟に入院する場合には原則付き添っていただいています。

外科病棟に個室はありますか?

希望に応じて有料個室を提供しております。しかしながら、個室での治療を必要とする重症度や緊急度の高い患者さんいる場合、大部屋での入院をお願いすることがあります。

手術後の点滴はいつ取れますか、手術後いつから食事が摂れるようになりますか?

手術内容によって、異なります。食事が摂れるようになると点滴が抜けることが多いです。術後の流れについては医師や病棟看護師にご確認ください。

そけいヘルニアの手術後、生活制限や運動制限はありますか?

術後数週間は傷への圧迫を避ける必要があります。詳細については退院前に医師や病棟看護師へご確認ください。

胃瘻が抜けてしまった場合はどうしたらよいですか?

可能であれば胃瘻チューブの再挿入をしてください。難しい場合は、吸引チューブなど何らかのチューブを挿入し、穴(胃瘻)がふさがらないよう対応した上で、電話連絡、来院いただくことになります。

佐々木 英之
(ささき ひでゆき)

職名 科長
資格等 日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本小児血液・がん学会認定 小児がん認定外科医

福澤 太一
(ふくざわ たいち)

職名 部長
資格等 日本小児外科学会専門医・指導医
日本外科学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本小児血液・がん学会 小児がん認定外科医

岡村 敦
(おかむら あつし)

職名 部長
資格等 日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医

武士 明弘
(たけし あきひろ)

職名 医師(フェロー)
資格等 日本専門医機構認定外科専門医

 

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