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新生児科は、出生から生後1か月までの赤ちゃんに生じた問題について診療しています。さまざまな疾患・病状に合わせて、専門の診療科と連携した診療をしています。また、胎児期に異常を指摘された症例では、出生後の経過や治療の説明を行っています。

入院診療は、主に2つの病棟で行います。NICU(Neonatal Intensive Care Unit)には、呼吸循環管理をはじめとする全身管理を必要とする赤ちゃんが入院し、GCU(Growing Care Unit)には、状態が安定しNICUから出られる赤ちゃんや重症ではない赤ちゃんが入院します。

外来診療は、低出生体重児の発育発達に関する経過観察が中心となっています。また、胎児診断された赤ちゃんの経過観察を行い、適切な診療科に引き継ぎます。こども病院以外で出生した生後1カ月までの紹介患者さんの外来初期対応も引き受けています。

  • 極低出生体重児 (1,500g未満)/超低出生体重児 (1,000g未満)
    超・極低出生体重児退院時処方
  • 低出生体重児 (2,500g未満)
    低出生体重児
  • 呼吸障害 (胎便吸引症候群、気胸など)、感染症、新生児仮死など、病的成熟新生児
  • 先天性心疾患、不整脈
    循環器科心臓血管外科
  • 脊髄髄膜瘤、先天性水頭症、後天性出血後水頭症 (超低出生体重児)など
    脳神経外科
  • 横隔膜ヘルニア、食道閉鎖、小腸閉鎖、ヒルシュスプルング病、鎖肛、腹壁破裂、臍帯ヘルニアなど
    外科
  • 先天性水腎症、多のう胞性異形成腎、性分化疾患など
    泌尿器科
  • 口唇裂、口蓋裂など
    形成外科
  • 胎児治療を行った新生児
    産科
  • 人工呼吸管理 (同期式間欠的強制換気、高頻度振動換気、経鼻持続陽圧、高流量鼻カヌラ、酸素など)
  • 一酸化窒素吸入療法
  • 低酸素療法
  • 低体温療法
  • 血液浄化療法 (血液透析、血漿交換、腹膜透析など)
  • 交換輸血
  • 胸腔ドレナージ

入院総数(2020年)

超低出生体重児 24名
先天性心疾患 78名
脳神経疾患 35名
泌尿器疾患 25名

よくある質問とその答え

入院期間はどのくらいになりますか?

入院を必要とする理由によりさまざまです。低出生体重児の場合、退院時期は予定日前後となることが多いです。また、新生児期に治療が必要な先天性疾患の場合、全身状態が落ち着いたら小児病棟に転棟し診療を継続します。転棟後の主治医は該当する診療科に変更となります。

入院につきそうことができますか?

新生児病棟では入院に付き添うことができません。小児病棟に転棟する場合には付き添うことができます。

新生児病棟に個室はありますか?

NICUとGCUはひと続きになっておりワンフロアにすべての赤ちゃんが入院しています。新しい患者さんの入院や退院があるたびに、入院している場所が移動する可能性がありますのでご留意ください。また、退院前に一緒に過ごすための個室が一部屋あります。

病状説明はいつ聞くことがきますか?

入院時以外は原則的に平日日中に病状説明を行っています。他の時間帯を希望する場合には、あらかじめ主治医にご相談ください。

退院後の診察はどうなっていますか?

赤ちゃんの状態に合わせて、診察予定を立てていきます。また必要に応じて、ほかの診療科とともに診療・治療にあたります。このような赤ちゃんの場合には、定期健診や予防接種を合わせて行うことも可能です。大きな問題がなく生まれた赤ちゃんの場合には、原則として当院での管理は1か月健診までとし、その後の予防接種や健診はかかりつけ医で行っていただきます。
1か月健診
先天性股関節脱臼(日本小児整形外科学会)

里帰り先で分娩しました。退院後も、外来管理が必要といわれています。対応可能ですか?

他院で出生されたお子さんで新生児科の診察をご希望の場合には、当院の地域連携室に連絡の上、ご予約ください。 
ご予約・ご受診までの手引き

渡邉 達也 
わたなべ たつや

職名 科長
資格等 日本小児科学会認定 小児科専門医、指導医
日本周産期・新生児医学会認定 周産期(新生児)専門医、指導医

内田 俊彦 
うちだ としひこ

職名 部長
資格等 日本小児科学会認定 小児科専門医、指導医
日本周産期・新生児医学会認定 周産期(新生児)専門医、指導医
診療情報管理士

川嶋 有朋 
かわしま ありとも

職名 医長

越浪 正太 
こしなみ しょうた

職名 医長
資格等 日本小児科学会認定 小児科専門医

萩野 有正 
はぎの ありまさ

職名 フェロー

梶山 あずさ 
かじやま あずさ

職名 後期研修医